ステップ5 サイト内部をチューニングする方法

ステップ1で新規ドメインを取得し、ステップ2でX SERVERをレンタルし、ステップ3でX SERVERにWordPressをインストールし、ステップ4でSEO テンプレートの賢威を設置しました。

次のステップは賢威のWordPressのテンプレートをSEOに最適化するチューニングをします。

まずは、賢威以外でも実施できる一般的なサイト内部のチューニング方法をご紹介します。

 

HTMLソースのエラーは「あまり」ないようにする

HTMLの文法に誤りがないことは良いことですが、

SEOの観点からは、そこまで文法を完璧にする必要はありません。

 

ただ、タグが閉じられずに開きっぱなしになっていたりすると

Googleのクローラーがきちんとサイトの情報を読み込んでくれなくなる

おそれがあります。

 

構造が矛盾したりしない程度の正しさを持ったHTMLで記述しておけば大丈夫です。

 

読み込み速度の高速化を必ず意識する

「読み込み速度?コンテンツがしっかりしていれば、それは、まっ、いいか」

なんて、思ってはいないでしょうか。

 

これが、意外と大事なんです。

 

まず、Googleはサイトの読み込み速度を

サイト評価の項目に入れていることを公言しています。

 

クローラーだけでなく、

閲覧者にもサイトの読み込み速度は大事です。

 

HTML形式のサイトマップを作成する

サイトマップは閲覧者にとって便利なだけでなく、

実感として、サイトマップを準備したサイトはSEOにも強いです。

 

ただ、注意点として、サイトマップといえども、

1ページから発するリンク数は100以内に抑えたいという点です。

 

もしページが多いためにサイトマップでリンクが多くなってしまった場合は、

重要なページのみリンクを発するようにサイトマップを作成すれば、

解決することができます。

 

XML形式のサイトマップを作成する

XML形式でサイトマップを用意すれば、

クローラーに最終更新日や更新頻度も伝えることができ、

よりクローラビリティを上げてくれます。

 

WordPressを使っていればプラグインを使って簡単に作成できますので、

ぜひ作成しましょう。

 

タイトルタグ<title></title>をしっかり決める

最重要です。

目標キーワードを必ずタイトルタグに含めましょう。

 

各ページのタイトルは、サイトタイトルも「|」のあとに含めて、

「〇〇 | サイトタイトル」 (〇〇は各ページタイトル)というように設定すると良いです。

 

ただし、同じ目標キーワードを3回以上は入れないようにします。

スパム的な手法を使っていると誤解されないようにするためです。

 

WordPressであれば、各個別の記事のタイトルを最適化するのは

プラグインで簡単にできます。

「All in one SEO Pack」というプラグインをインストールして有効化してください。

 

メタディスクリプション(meta description)をしっかり記述する

メタディスクリプションは、検索結果でそのページの説明文として表示されるものです。

Googleに掲載を希望する要約文をここに記述します。

 

メタディスクリプションに目標キーワードを詰め込んでも、検索結果の順位には影響ありませんが、

アクセスアップには重要な部分です。

 

なぜかと言うと、

基本的に検索結果の「タイトル」と「URL」の間に、

「スニペット」としてメタディスクリプションが表示されます。

 

検索ユーザーは検索結果でこのスニペットを見て

どのサイトをクリックしようか決めることが多いと言われています。

 

さらに、検索されたキーワードがスニペットに含まれていると、

太字で表示されて目立つ効果があります。

 

ですので、キーワードは必ず、しっかり含める必要があります。

大事なのは、検索した人がその文章を見て「クリックしたくなる」

説明文を、しっかりと作成することです。

 

メタキーワード(meta keywords)は適度に記述する

ここに目標キーワードを詰め込むことも

上位表示に対して逆効果になりますので、控えたほうが良いです。

 

目標キーワードを3語くらい半角コンマで区切って記述しておくことが良いです。

 

見出しタグを適切に使う

<h1>タグがはじめで次に<h2タグ>そして<h3>タグ・・・という順番で使う。

<h1>タグは、基本的に1ページに1個だけ使用する。

 

<h1>から<h3>くらいまで使用すれば、

無理に<h4>以降を使う必要はありません。

 

引用タグを使うべき時は必ず使用する

他のサイトなどから記事を引用する際は、

引用タグ<blockquote></blockquote>で囲みましょう。

 

使用するメリットは大きく2つあります。

 

メリットの一つ目は著作権などへの配慮ができます。

 

メリットの2つ目は、引用記事とオリジナル記事を

Googleに明確に分けてインデックスしてもらえることです。

パンダアップデート対策にも有効です。

 

強調タグを適切に使用する

見た目で強調をしたい場合は<b></b>を使い、

見た目に加えてGoogleにも強調したい場合は<strong></strong>

または<em></em>を使います。

 

ここで注意点ですが、強調タグを使えばGoogleに強調できるからと言って、

強調タグに木標キーワードを詰め込み過ぎると、

スパムと判断されてペナルティを受ける恐れがあります。

 

画像タグのalt属性は必ず記述する

画像を貼るタグの中で alt=” ” という属性を記述できます。

 

うっかりしていると記述し忘れていることが多いタグなのですが、

Googleはこのalt属性を読み取って貼ってある画像の情報としていますので、

しっかり記述したほうが良いです。

 

ただ、内容を偽るのはよくありません。

例えば、本当は会社への地図が貼ってあるのに

目標キーワードを記述したりすると逆効果になることがあります。

 

リストタグでGoogleにアピールする

<ul></ul>は順序をつけないリスト形式、

<ol></ol>は順序をつけたリスト形式のタグです。

 

リストタグを使うと、Googleに対して、

比較的重要な事項だと伝えることができますので、

そのことを意識してリストタグを使うと良いです。

 

アンカーテキストは分散させる

 

Googleはアンカーテキストに書かれた情報と、

リンク先のページを、関連ずけて理解・記憶します。

ですので、アンカーテキストに何が書かれているかは重要です。

 

以前は、このことを利用して、

自作自演のリンクのアンカーテキストをすべて

狙っているキーワードにするSEOの手法がありました。

 

しかし、現在これをやってしまうと、

逆に順位を落としてしまうケースがあります。

 

GooglePageRankの低いサイトからリンクを貼るときは

特にこのことに注意する必要があります。

 

アンカーテキストも分散することを心がけましょう。

その際、GooglePageRankの高いページでは

目標キーワードのアンカーテキストを使い、

 

低いページでは、

「こちら」というアンカーテキストや、

URLそのもののアンカーテキストを使う、

というような分散の仕方がオススメです。

 

rel=”nofollow” を適切に使用する

どこかへリンクを貼る際、アンカータグにこれを入れると、

クローラーがそのリンク先をクロールしなくなります。

 

通常、リンクを貼ると、リンク先に自分の持っている

GooglePageRankの評価を少し分け与えることになります。

 

それを防ぐことができるのが、この rel=”nofollow”属性です。

 

また、クローラーがクロールする対象を私たちがコントロールできますので、

クロールの優先順位をつけることができることになります。

 

 

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